サドゥー。英語を話さないのでコミュニケーションがとれず、残念 これもサドゥー。偽者もいる
年取ったサドゥー達 いたる所にある神様。バラモン階級によるプージャ(礼拝)がおこなわれている。
ガートの対岸。不毛の地という感じ。流れ着いた死体をついばむ 裏路地。こんな細い所も牛が通るので時々危険
 ガート(木浴場)で洗濯する人達。地元の人にとっては風呂場であり、洗濯場であり、沐浴する場である。 ガートが南北に延々と続く

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メインガート メインガートで沐浴する人達
ガートにあるチャイ屋。ローカルの人のたまり場 有名な久美子ハウス。ローカルの人達も嫌っていたが、なんか排他的で好きになれない
バングラッシーを売っている店ゴドーリア交差点にある。麻薬禁止のはずなのにマリファナの葉を乾燥したものをすりつぶした物が入っている。これは合法らしいがなんかよくわからない。聞くところによるとヒンドゥー教の信者が祭の時、神の境地に近づくために飲むらしい。 マニカルニカーガート(火葬場)一日中死体が焼かれる。灰になるとガンジス川に流される。薪で焼かれるのでここで焼かれる人は比較的お金持ちの人である。お金のない人はもうひとつの火葬場で電気で焼かれるらしい。のここでの写真撮影は厳禁。見張っている人がいてバクシーシを要求される。
バラナシはインドの中でもっともインドらしい所だと思う。バラナシに行かないとインドに行った気がしないと思えるほどである。ここの町に惹かれ、何か月か滞在した。ガンガー(ガンジス川)の中間あたりにあるダサシュワメートガートというメインの沐浴場を中心に町が広がっているいる。ヒンドゥー教徒たちは聖地であるバラナシを訪れ、沐浴することに至福の喜びを感じる。ヒンドゥー教の寺院が多く早朝のまだ夜も更けぬ時間から宗教歌が流れ、至る所から鐘の音が聞こえてくる。人々はガートで沐浴を始める。このガンガーはこの近くに住む人たちの精神的なよりどころでもあり、生活の場ともなっている。ガンガーで体を洗い、洗濯もする。聖と俗の入り乱れるインドを凝縮したような感じである。南にあるアッシーガートの近くはダサシュワメートガートと違い、静かで良い所である。部屋を間借りしてシタールやタブラ等を習い長期滞在する人も多かった。
ボンベイなど大都市にいると余り感じないがバラナシのようなヒンドゥー色の濃い所にいると未だにカースト制度が根強く残っているのを感じる。インドの憲法ではカースト差別を禁止しているらしいがなかなか消えないであろう。特に結婚ともなると違うカースト間ではまず結婚しないし、職業もかなり限られている。長く滞在してローカルの人達と仲良くなってくるとわかってくる。シュードラ(奴隷)の階級の人達は上の階級の人達に決してさからわないし、使いっぱしりをやらされたりする。ヒンドゥー教という宗教と密接にかかわっており、根が深いのだ。日本人である我々にはなかなか理解できないがこの壁を壊すのはたやすいことではないと感じる。
カースト制度
インド バラナシ
ガートで泳ぐ私。滞在中、毎日のように水浴びした。まれに死体が流れてくることもあるが周りで沐浴するインド人達も死体はイヤらしく、水をかけてよけていた。死んだ人は皆、火葬されるがサドゥーと子供は火葬されないらしい。一度、イルカらしきものを見た。 ホーリー。子供達に追いかけられる
旅の記録(1992年)
リシケシュ
インドに何故惹かれるか?
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