バラナシ  リシケシュ

インドに何故惹かれるか?
カンボジア
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ゴアのビーチのひとつ。ここにも牛がいる。 アンジュナビーチの海沿いの道。人通りも少なくのんびりとした所
インドの伝統的建築物 夕暮れのゲストハウスの屋上、田舎ではサルが良く出没する。油断していると窓から部屋の中に入ってきて食べ物を盗まれる。
ラジャスタン州の砂漠の中にあるヒンドゥー教の聖地である。プシュカルは地球の歩き方にあまり情報が出てないせいか日本人が少なく韓国人のほうが多くて、インド人によく間違えられた。のどかで良い町なのだが湖の近くにツーリストを狙い、半ば強制的にお祈りをさせようとする輩がおり、お金(お布施?)を要求してくる。それ以外は人々もやさしくおだやかで過ごしやすい町である。ただしここは聖地なので肉食(卵も)はできないが町のなかにバイキングスタイルのレストランがあり毎日のようにかよった。
インド人って?
2001年1月 インド プシュカル
インドの西海岸にあるゴアはかつてヒッピーの聖地のひとつと言われバックパッカーが多く、西洋人向けの店も多くインドの中で最もインドらしくない所である。長期滞在する人も多く、滞在費用を安くするため部屋を月単位で間借りする人もいる。ゴアはかなり広いので滞在者はほとんど皆バイクを借りており、不慣れな運転のためか時々ケガをしている人を見かけた。アルコール類が自由に飲めるのはここゴア州ぐらいで州の堺には酒類を勝手に持ち出せないよう検問がある。一昔前はアンジュナビーチ周辺は西洋人、カラングートビーチ周辺はインド人の観光客ばかりだったが今はカラングートビーチは新しいレストラン、ホテルが増え、西洋人ツーリスト(年配の人)が多く訪れるようになった。
インドはいろいろな意味で面白い国である。インドに魅せられてもう10回以上は訪れている。インドの魅力は一言ではとても語りつくせないが、何か人を引きつけるものがある。インドは他の国に比べ、好きか嫌いかがはっきりする。すぐにいやになって一刻も早く出ようとする人もいれば、どっぷりハマッて長く居続ける人や何回も訪れる人もいる(自分は後者ですが)。初めてインドに降り立つ時、誰もが面食らうと思う。しつこいインド人、多くの乞食、町の汚さ、独特の匂い、バス、車のボロさ、何という所に来てしまったんだと。特に北インドでそう感じる。インドは北と南ではかなり違う。北インドは寒暖の差が激しく、ヒンドゥー教が多く、貧しい人も多い。南インドは比較的南国的でクリスチャンが多く、北と比べると豊かであり、人柄も違う。南インドのほうがいろいろな意味で旅行しやすいが北インドのほうがよりインドらしさ(?)を感じて魅力的である。。
チャポラの町。昼間は閑散としているが夕方位からどこからともなく、人が集まってくる 毎週水曜日に開かれる大きなフリーマーケット。西洋人も多く店を出している。。
1997年1~2月 インド ゴア
インド最南端のヒンドゥー教の聖地カニャクマリはトリバンドラムからバスで2時間半位のところにある。ヒンドゥー教巡礼者が多く、観光地のようなところである。ここに少し滞在したあとコヴァラムビーチに向かう。コヴァラムビーチはトリバンドラムからバスで30分位の所にある。ビーチである。1992年に訪れてから2回目であるが10年も経つとホテルやレストランもかなり増えていた。
コバラムビーチ。1992年に訪れたときは店も多くはなく素朴な漁村と言う感じだったが。今やビーチ沿いにはレストランが並び、ゲストハウスもたくさんある。 コバラムビーチにある泊まったゲストハウス。中庭がいい感じ
コヴァラムの漁師たち。南インドは魚も豊富である フルーツを売るオバチャン。
南インドでポピュラーな定食ミールス。北インドでいうターリー。バナナの葉の上に乗せられて出てくる。ツーリストにはスプーンをくれるがインド人のように手でカレーを混ぜながら食べるのもなかなか良いものだ。お代わり自由が多い。 あっ、ケンタッキーがある。と思ってよく見るとケララフライドチキン。思わず笑ってしまった。
カニャクマリの海近くのテンプル(寺院)ヒンドゥー教の巡礼者が多い。 巡礼者相手に貝の装飾品を売る人。
トリバンドラムの町。真ん中に写っているのはオートリキシャ。 インド最南端の町カニャクマリ。聖地のひとつ 
インドといえばカレーといえるほどインドでは最もポピュラーな食べ物である。というかインド人はカレーの類しか食べないのではないかと思う。ごくまれにカレー以外を食べているインド人に出会うが殆んどは3食、毎日カレーである。(正確に言うと日本のカレーライスという一種類のものではなく、香辛料、具材も多彩なカレーの類)日本人である我々は毎日毎日、カレーなぞ食べられないがインド人は飽きずに食べる。それは香辛料が多彩であるからだ。香辛料の豊かな国なので香り、辛味のバリエーションの多さは圧倒的であり、インド人はこの香辛料のバリエーションを楽しんでいるのであろう。一度仲良くなったインド人二人に日本から持って行ったインスタントみそ汁を飲ませたら、はっきりとまずいと言われた。やがり日本人とは味覚が違うんだなと思った。ではレストランにカレーしかないかといったらそうでもない。、チャイニーズ(中華)のメニューがあるところも多い。焼き飯、焼きそばくらいしかない所が多いがこれがまたまずい物が多い。カレーばかり食えないのでどうしても食べることになるがやはり、インド人は中華の味がわからないのではと思うほどである。それではインド人が作る本場インドのカレーはおいしいのかよく聞かれるが、私はおいしくないと決まって答える。インド人の家庭料理を含めていままで数多くのカレーを食べてきたが日本のカレーよりおいしいカレーに出会ったことはない。確かにスパイスに関しては良い物が手に入るからスパイスの香りが非常に良いカレーに出会う。だがなぜおいしくないのか、それは基本的にうまみ成分、いわゆるダシ(スープ)が殆んどのカレーに入っていないからである。動物系のダシを入れるとインド人に多いベジタリアン(菜食主義者)が食べないし、動物系のダシを入れるのは一般的ではない。だからうまみ成分の入っている日本のインド料理店で食べるインドカレーはすごくおいしいと思う。いわゆるダシに慣れ親しんでいる日本人にはインドで食べるカレーは全くといいほど物足りない味などのである。
インドのカレーはおいしくない
インド人は日本の常識から考えると理解できないことが多い。日本の常識から考えることがそもそも間違いなのだが・・・。まず道を尋ねたしよう。インド人は決して知らないとは言わない。それはあっちだ。と言われ行ってみるとない。そこでまた尋ねるとこんどはあっちだと言われ行ってみるとまたない。そんなこんなでたらい回しにされることになる。知らないなら知らないと言え。と思ってしまうのだが仕方ない。必ず2~3人に聞いてそれが一致してればOKである。ずうずうしいと思うこともよくある。時計を見せてくれと言われ見せると自分のいかにも安物とわかる時計と交換してくれという。冗談じゃない。一度バックパックを背負って電車に乗り通路を歩いていると、背中のほうに違和感を感じて振り向くと、インド人が何と私のバックパックの横のポケットを開けようとしているではないか。睨みつけるとそいつはいったん離れたのだが前を向くと再びごそごそやり始めた。信じられない。ポリスを呼ぶぞ、と怒鳴るとそいつは逃げて行った。こんな普通では考えられない逸話は星の数ほどある。インド人についての話を日本人としていたら話題は尽きない。
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アンジュナビーチはゲストハウスもあるが長期に滞在する人は月単位などで安く民家の部屋を借りる人が多い。一番最初に泊った所はトイレは排出したものをブタが食べに来るブタ便所。シャワーは囃子の葉で囲っただけのシャワーだった。井戸しかない所もある。 三日に一度くらい大きなパーティーが行なわれていた。ゴアが発生の地と言ってもいいほどトランスパーティーで有名な所らしい。
泊まっていたゲストハウス。宿の親父がやさしいやつだった。 牛はヒンドゥー教では神聖な生き物。ここでもか!というくらいインドの至る所にノラ牛が堂々歩いている
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